車の運転から哲学(長いよ)
昨日はですねぇー
2人の運動会の振り替え休日が重なったので(運動会も重なったんだけどね)
午後から盛岡へ行ってしまったよ。
盛岡ってここから近いイメージがあったけど、
片道177キロもあるんです。はふ。
久しぶりの長距離運転、なかなか楽しめました☆

何をしたかって?

何も・・・(^^ゞ

まるっきりはじめてだったので、
「まずは先入観なしで、街をぐるりと探検してみたかった。
その後は駅前の駐車場に車を停めて、
近くの川の芝生で遊んだり、駅ビルの中を探検したりしていました。

ところで、帰りの高速運転(約二時間)では、こんなことを考えてました・・・
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盛岡到着がすでに遅かったので、
帰路に着くのも遅くなってしまったまらら一家。
盛岡を出たのは夕方の6時半くらいでした。
それから東北自動車道、盛岡インターに入ると、しばらく走ります。

最初は普通に走っていたんだけど、
気づくと空は暗闇モードに・・・
ふと目の前にはトラックが走っていました。

行きは結構スピード出して、びゅんびゅん抜かして走っていたけど、
さすがにちょっと疲れたし、
「帰りはゆっくり行こうか・・・」
とつぶやいて、トラックの後ろをストーカーのようにくっついて走っていました。

辺りはだんだん暗くなり、山の景色も深くなってきたころ、
走ってる車はトラックと我が家の車のみ。
やっぱりくっついていてよかった・・・
そんな風に思っていた矢先、
そのトラックは突然パーキングへ入ってしまったの。
「達者でな ハニー♪」
トラックのジョンは私にそうつぶやきながら(アホなあせあせ(飛び散る汗))
スススーッと左折・・・

一人っきりになってしまい心細かったなー。
でも私はジョンの走りに今更ながら感謝し、
がんばったよ。
夜の運転の難しさ。前が見えない不安と心細さ。
一定の速度を保つ困難さ。
ジョンの走りは改めてすばらしかったんだ・・・。
一人になって二人で居た心地よさに気づくことが多かった。
ジョンの教えを守らなくっちゃ。。。

でも・・・でも・・・

かなり山々が西遊記の景色のように深くなってきてしまいました。
そんなとき、ふと前を見ると、次のトラック、トム発見。
トムはジョンより小柄で、見た目も茶色のテントのみ。
夜の誘導をお願いするには、多少見づらい風貌ではあった。

ただトムの運転は山の中を走るにはとても安全に思えた。
速度を20キロ近く落とし、たまに私の速度が落ちると、
何気に速度を落としてくれるような気遣いさえ感じた。

またまた私はトムと二台でかなりの道を走ったのだった。
ありがたかった・・・ 本当にそう思った。
夜の山はまだまだ怖いもの・・・
夜の山道が少し落ち着いてきた頃、
アリちゃんの様子がおかしいことにここで気づく。
おしっこかな?
我が家は泣く泣くトムと別れて、パーキングに入った。
さようなら・・・トム・・・
あなたの優しさ・・・忘れない・・・
「気をつけて行くんだよ・・ハニー・・・」
トムの気持ちは伝わってきた・・・(夢見るまらら眠い(睡眠))

パーキングはもろトイレのみしか機能してないような小さなところでした。
一通りみんなもトイレを済ますと、再度出発。
一人の運転にも慣れてきた頃、はねちゃんのことで、緊急停止。
後ろにいたはねちゃんが前の座席に動いてきたので・・・

そんなことをしつつ再度走り出そうとしたとき、
本当にグッドタイミングで、うちの車の前に立ちはだかったのは、
「俺についてこい」タイプの紳士のビリー!(運動しなきゃあせあせ(飛び散る汗))
ビリーの風貌は、まさに凛としており、
後ろから追いかけるにはとても見やすく、
また私の快適速度とまるでピッタリ。
無理なく景色を見つつ進むことが出来たのです。
ビリーのおかげで街の光を楽しむことも出来ました。
リボちゃんとの会話で、「三日月はサンカク」だと自分で発した間違いに、
突っ込みを入れる余裕さえ起きました(^^ゞ
ビリーは私の夢と希望そのものだったのです。

ビリーは、ほぼ最終地点ギリギリまで一緒でした。
私たちの目的の一つ前のインターで降りてしまったビリー。
再会の約束もなく(当たり前だ)ビリーは私の目の前から消えてしまいました。
「ハニー! 君ならもう一人で進めるさ」
ビリーの言葉は 「ビリー!カムバック!!」
と叫びたくなる寂しさを再び感じました。

私はまた一人・・・。
青森市の街の光がとてもきれいです。
自然の中での誰もいない孤独。
しかし人がいればいるほど、またその一人になった空虚感というのも孤独と呼ぶのではないでしょうか。
街の光そのものは、人間が点灯してこそ放たれるのです。
光は命。
1つずつの光に人間の魂を感じました。

そんなことを考えながら、一人走り続けます。

しかし孤独を感じていた私の周りには、
いつしか自然と前後左右に車が集まってきていました。

「人は皆所詮孤独なんだぜ」
隣にやってきた無口なジャックが、
たばこを咥えながらつぶやきます。

改めて私は考えました。
それも貴重な言葉だと・・・

目的の料金所にようやく到着しました。

これはリアルなんですが(すみません 架空の世界が長くて)
料金所のおじさまの感じの良いこと!!
車を停めるなり、「お疲れ様でした(^^)」
もう〜 私の気持ちに染み入りましたね。
なんて優しい言葉なんだろう。
改めて「お疲れ様でした」が好きになりました。
そしてお金を支払って走り去るときにも、
ニコニコ笑顔で「お疲れ様でした」と背後で言ってくれたのです。
ありがとうー おじさま。(^^)
私の心に一寸の灯火だと感じました。

それから家路に着くまでは、
まったく寂しさはありませんでした。
沢山の人に教えられ、支えられてきたと気づいたから・・・

私はさっき高速道路から見た光の中を走っていました。
いつしか人の中で普通に呼吸していました。
一人一人は孤独だけど、みんな集まれば孤独じゃないんだ。
生きる力になるんだ。
そう確信しました。

帰りに私の道を誘導してくれた3人の、ジョン、トム、ビリーは、私の行く道を助けてくれました。
時に厳しく、時に労い・・そして学びの師匠となり、さりげなく寄り添っていてくれたのです。

必要なとき必要な人や出来事が自然と現れる。
出会いは必然。
それはただ立ち止まっていても現れません。
そして
「自分が前を進もうとするときに」
改めて背中を押してくれる出来事や出会いが起こるんです。

テーマ:詩&想い - ジャンル:心と身体

【 2007/05/29 22:56 】

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